先生からのメッセージ

松井絵美先生

2009年4月11日

初めて「ひとり旅」をしたのは大学2年生の冬、ジャマイカ。この旅以降、私は「ひとり旅」にはまってしまいます。どこへ行こうが何をしようが自由。他人に合わせる必要がありません。何が起こるかわからないというスリルもあります。(決して友達がいないからというわけではありませんよ!)そんなわけで、「初めてのおつかい」ならぬ、「初めてのひとり旅」珍道中編をお話します。 まずは深夜の不審者。そこそこ有名な某ホテル、安全面では心配ないだろうと思ったのですが、深夜、なんと私の部屋のドアが踊りだしました。誰かがこじ開けようとしているのです。一つ目の鍵はあっけなく開けられ、チェーンの鍵が私の命綱となりました。もう少しで開けられる!!私は“何かしなければ!”と思いましたが、恐怖のあまりパニックに陥ってしまい、ブランケットの中にもぐり込んだまま何もできずにいました。すると、なにやら物々言っている声が聞こえてきます。そのまま去ってくれることを祈っていました。5分くらい経ったでしょうか、ようやく人の声がしなくなったので恐る恐るドアのところまで行ってみましたが、こじ開けたというような形跡はありません。おそらく、合鍵を持っているホテルの従業員の仕業ではないかと思いましたが、恐怖のあまり何も言わずにチェックアウトしました。 続いて崖からダイビング。13メートル(ビルにすると3階)ほどの高さの崖からジャンプして、海に飛び込んじゃえ!!といった観光地でよく見られるやつです。本当はやりたくなかったのですが、ここでやらなかったら次にいつやるかわからないし、人生観が変わるかも知れないと思い、高所恐怖症にも関わらず無理やり挑戦することにしました。崖から見下ろすと恐怖の一言。なかなか飛べずにいましたが、時間が経てば経つほど恐怖心はつのると思い、思い切って勢い良く飛び込みました。“バッシャーン”大きな音をたて鯨のごとく水しぶきが飛び散りました(と思います)。結果…全然面白くない。しかも着水の仕方が悪かったのか、足腰に青あざができる始末。ちょっとした事故に近いかもしれません。二度とやることはないでしょう。 「ひとり旅」を始めて10年くらいになりますが、心身ともに随分と成長したと思います。この背景にはハンガリーの数学者“エルデシュ”、同じく数学者で日本でも有名な“ピーター・フランクル”さんという放浪者への憧れも実はあったりします。このふたりは、相当な放浪癖の持ち主なので、機会があったら調べてみてください。

ページの先頭へ戻る