先生からのメッセージ

堤政登先生

2009年7月16日

皆さんは、先日アメリカで行われていた、バスケットボールの最高峰を決める、「NBA FINAL」をご覧になりましたか?先生は、以前のこのコーナーで「NBA All Star」の記事を書きました。その際の主人公になったドワイト・ハワード選手(右写真)が所属するOrlando MAGIC(オーランドマジック)が出場するので、特に注目して見ていました。 まず、この「NBA FINAL」は7戦のシリーズで、先に4勝したチームが優勝するというシステムで行われました。オーランド・マジックの相手は、7年ぶりに「NBA Final」制覇を狙う、LosAngels LAKERS(ロサンゼルス・レイカーズ)です。レイカーズには、日本でもっとも有名なNBAプレーヤーの中の一人、KOBE Bryant(コービー・ブライアント)が所属しています(ちなみに、彼の名前KOBE(コービー)は、彼のお父さん(元NBAプレーヤー)が来日の際に食べて感動した“神戸牛”の“K・O・B・E”からとったものです)。 さて、シリーズに話を戻すと、ハワード選手も、オーランド・マジックも初の「NBA FINAL」制覇を目指して、並々ならぬ闘志を抱えてこのシリーズに臨んだようです。 しかし、相手が悪すぎました…。 レイカーズには、先述の通りアメリカを代表するプレーヤーのコービーブライアントをはじめ、オリンピックで金メダルを取ったスペインチームの大黒柱、ポール・ガソール、前回のレイカーズ黄金期の頃からチームを支えているスリーポイントシューター、デレック・フィッシャー、シックスマンといわれるベンチスタートながら抜群の存在感を示す、ラマー・オドムなど、そうそうたるメンバーがそろった、成熟していて、いつFINAL制覇をしてもおかしくはないチームなのです。 対するマジックは、FINALまでのポストシーズンは昨年度FINAL制覇の「ボストン・セルティックス」や今年NBA最高勝率でポストシーズンに臨んだ、レブロン・ジェームズ率いる「クリーブランド・キャバリアーズ」などを破って、順調に進んできました。しかし、FINALの緊張感はチームはもちろんのこと、チームの大黒柱のハワード選手にまで重くのしかかってきている様子が、テレビ観戦をしている私にも伝わってきました。案の定、GAME 1.はその見えないFINALのプレッシャーに押しつぶされるかのように、大差をつけられてマジックは破れてしまいました。そして、そのままマジック本来の姿を見せつけることなく、マジックは1勝4敗で破れてしまいました。このシリーズを通して、ハワード選手の憂鬱な表情(右写真)しか見ることができませんでした。 ただ、マジックにとっては良いこともありました。それは、前回FINALにチームが初めて出場したときは、0勝4敗でスイープされていたので、チームとしてのFINAL初勝利を飾ることができたというのは、今後のマジックにとって、よいモチベーションになったのではないかと思います。

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