先生からのメッセージ

松井絵美先生

2008年7月14日

アメリカ留学体験記その[2]~凄まじい食生活~ 皆さんはアメリカの食べ物といったら何を思い浮かべますか?ピザ、ステーキ、アイスクリームなど、聞くだけで体脂肪率がアップしてしまうようなものばかりです。実を言うと、過剰なカロリーの摂取が原因で、渡米して“2ヶ月で7キロ”も太ってしまいました。その凄まじい体験談の一部始終を、赤裸々に告白します。 まず、最大の原因と思われる、“炭酸飲料の王様”コーラの話から。喉の渇きを潤すだけでなく、気分もリフレッシュさせてくれるこの素晴らしい炭酸飲料は、この季節、つい手が出てしまう一品ですよね。ほのかなカラメルの味に魅了され、1日2~3缶を水のように飲み続けていました。「あれ?なんか虫歯できたし、太ったかも?」と思って缶をよく見てみると、なんと、1缶(350ml)に含まれる糖分(炭水化物)は、成人の1日の摂取量を大幅に上回った、35gだったのです! こうしてコーラで水分補給し、あろう事かハンバーガーやピザを主食にしていました。量も半端ではありません。1食でハンバーガーを2個とか、ピザを1枚平らげてしまうこともしばしばありました。それだけでカロリーオーバーなのに、胃は食べ物を次々に消化し、デザートで最後を締めくくります。よく食べていたのが“バケツアイスクリーム”。カップアイスクリームではありませんよ。バケツです。もちろんスプーンなんかは使いません。大きさに合わせて、豪快に“れんげ”を使います。そのバケツを抱えながら、うっかりしてテレビなんかを見ていると、右手は機械のように働き、あっという間に完食!なんて事もありました。 こういった調子で暴飲暴食を続け、“2ヶ月で7キロ”も太ってしまったため、洋服がすべて入らなくなるという事件が発生しました。当然の結果です。そのショックから、それ以降は心を入れかえて自炊をし、半年くらいかけて無事にもとの体重に戻ことに成功しました。今ではハンバーガーもアイスクリームもほとんど食べません。ただ、唯一手放せないものがあります。ダイエット・コーラです。

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