東京・神奈川に絞ってお答えすると、次のような学校の帰国子女枠入試では英語が受験科目に含まれています(英語はEssay・作文の場合があります)。
●「国語・算数+英語」で受験できる学校
※ 詳細は直接学校へお問い合わせください。
国語・算数がある場合は、学校により問題のレベルが異なります。基礎的な問題を中心に出題する学校については、国語なら漢字・語句(ことわざや慣用句など)を、算数は計算問題と1行問題を繰り返し練習して力をつけるようにしてください。一般入試に近い、もしくは一般入試と同等のレベルの内容を出題する場合は、塾などで早めの対策をする必要があります。 英語の対策は、やはり出題レベルと出題形式が学校により異なりますので、志望校・受験校を早めに確定するのが望ましいです。一般的に、お子様が身につけている英語は口語英語が中心でしょうから、文法や文章表現としての英語(正確なスペリング、抽象概念の単語量など)の力をきちんとつけていく必要があります。
さて、入試科目に英語を含む学校は、ふつうの模試や学力テストでは合格判定ができません。たいていの模試・学力テストは国語・算数の2科もしくは理科・社会を加えた4科だからです。 もし「今のレベルがどの程度なのかを知りたい」というのでしたら、英語もある当塾の公開模擬試験(=JOBA海外・帰国子女センター試験)がお勧めです。小5ですと、7月・12月に英語入試の学校の合格判定が可能です。小6では毎月のテストで英語が選択でき、また合格判定もできます。 ちなみに、頌栄女子学院中(帰国枠受験)合格者の39%、攻玉社中(帰国枠受験)合格者の34%、成蹊中合格者の32%、学習院女子中合格者の25%がJOBA海外・帰国子女センター試験を受験していました。これからも、海外・帰国子女の志望校判定の道標としてご利用いただきたいと思います。