北京校 最新情報

今月のご挨拶

2007年12月12日

image009.jpg 年の瀬となりましたが、2007年はどのような年でしたか? 12月31日、大晦日の夜といえばあちこちのお寺で除夜の鐘が108回鳴り響きますが、この数が人の煩悩(悩みや迷いの心)の数であるというのは有名ですよね。でもなぜこの108という数なのでしょうか? この数の由来は色々な説があるそうですが、まずひとつに人間の眼、耳、鼻、舌、身、意、6つの感覚が、それぞれに好・悪・平の3種あることで(6×3=)18の煩悩となり、これが浄(きれい)、染(きたない)の2種に分かれ(18×2=)36の煩悩に、そしてさらに現在・過去・未来の3つの時間が関わって(36×3=)108となるというものがあります。 しかし実際には時代や宗派によって煩悩の数は様々だそうです。 2007年、満足に過ごせた人もやり残したことがある人もこの旧年を除く夜(除夜)にいま一度、一年を振り返り、煩悩を拭い去るとともに、清らかな心で新しい年を迎えたいものです。また、学習面でやり残したことのある人は今年中に片付けて、気持ちよく新年を迎えましょうね!

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